グランビルの法則で気を付けてほしい事

グランビルの法則で気を付けてほしい事

今回は米国の株式アナリストであるジョゼフ・グランビル氏が考案したグランビルの法則について解説していこうと思います。

ちなみに、今回のグランビル氏は移動平均線の考案者としても非常に有名な方なのですが、Wikipediaにも詳しいことは書かれていないんですよね。(2014年11月現在)

移動平均線のことは書かれているんですが、その考案者として名前が載っているだけで、本人の情報や、今回の法則のことは書かれていませんでした。

確かに一般的にはほとんどなじみの無い方だとは思いますが、相場の世界では非常に有名な方なので、Wikipediaで書かれていないというのが意外に感じたんです。

そもそもこういったテクニカル分析を考案した方本人の情報は、今の段階ではほとんどWikipediaでは紹介されていないようです。

ボリンジャーバンドの考案者である、ジョン・ボリンジャー氏も紹介されていませんし、先日書いたダウ理論のチャールズ・ダウ氏でさえ、ちょっとだけ書かれている程度です。

Williams %Rの考案者であるラリー・ウィリアムズ氏は、本人が投資家としても有名なので書かれているようでした。

ちょっと余談が長くなりましたが、こういった情報を調べてみるのもけっこう面白いと思うので、時間のある方は試して頂ければと思います。

グランビルの法則の使い方

元々は、株式相場の分析として考案された法則ですが、値動きと移動平均線(200MA)の位置関係などから、売買ポイントを導き出す法則となっています。

そもそもメジャーなテクニカル分析自体が、元々株式相場のために考案されたものが多いのですが、投資対象が増えた現在では広く色んな相場分析のために用いられています。ちなみに、酒田五法は江戸時代に考案され、元々は米相場の分析用だったようですけどね。

そして、グランビルの法則には売りと買いが4つずつ、計8つの売買ポイントがあります。

グランビルの法則

買いの法則 1
移動平均線が下落後に横ばい・上昇に転じ、価格が下から上へ突き抜けた時。

買いの法則 2
移動平均線が上昇中に、価格が移動平均線を下抜けし、再び上昇した時。

買いの法則 3
価格が下落・横ばいで、上昇中の移動平均線に接近し、再び上昇した時。

買いの法則 4
下降中の移動平均線から価格が大きく離れ、再び上昇した時。

売りの法則 1(図の5番)
移動平均線が上昇後に横ばい・下落に転じ、価格が上から下へ突き抜けた時。

売りの法則 2(図の6番)
移動平均線が下降中に、価格が移動平均線を上抜けし、再び下降した時。

売りの法則 3(図の7番)
価格が上昇・横ばいで、下降中の移動平均線に接近し、再び下降した時。

売りの法則 4(図の8番)
上昇中の移動平均線から価格が大きく離れ、再び下降した時。

けっこう曖昧なグランビルの法則

グランビルの法則は、チャートに照らし合わせるとけっこう効いているように見えます。

しかし気になるのが、色々と調べていくと、今回の僕の解説も含めてですが、それぞれ微妙にニュアンスが違っているんですよね。

法則の1番は移動平均線の示すトレンド方向に、価格が突き抜けた時という意味では、どの解説を読んでもほぼ一緒に感じます。

しかし、2番は抜けた時なのか?抜けて離れた時なのか?抜けて反発してからなのか?

3番も接近した時なのか?接近して反発してからなのか?

4番もMAから離れた時なのか?離れて再び近づいた時なのか?

この辺がわりとバラバラのように感じたんですよね。

2番で言うと、このようにA・B・Cに分かれるわけです。

グランビル2番

僕自身は、2番でいうとCのパターン、少なくともBからの反発が確認できてからの方が、信頼性が高くなると思うので、あえて全ての解説に反発の意味を込めた記述を入れました。

このように、どこをエントリーポイントにするのか、また、参考にするMAのパラメーターの値も人それぞれです。

なので、結局は自分自身がどのように使うのかというのが重要になるので、一貫性のあるルール設定を心掛けて頂ければと思います。

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