買いと売りの拮抗を表す 十字線、トンボ、トウバ、などなど

買いと売りの拮抗を表す 十字線、トンボ、トウバ、などなど

今回は十字線について解説していこうと思います。

十字線というのは、始値と終値が同値となった場合に出現する形状です。

そのため、買い側と売り側の勢力が拮抗していると考えることができ、相場の転換のサインとして非常に多くの方が注目しているローソク足になります。

十字線 1

厳密にピッタリ同値でなくても、だいたい揃っていれば十字線と呼ぶ方が多いと思います。また、人によっては”クロス”や”プラス”なんて呼び方をする方もいるようですが、実は十字線というのも通称であり、寄引同時線というのが正式名称であるそうです。

形状的には十字線と言ったほうが分かりやすいですが、意味合いとしては寄引同時線と言ったほうが分かりやすいような気がしますね。

十字線を用いた判断方法

先にもお伝えしたように、十字線は相場の転換サインとして使われる事が多いですが、個人的には、出現する場所によって判断方法を変える必要があると考えています。

例えば、このようなレンジ相場があった場合、

十字線2

①や②のようにレンジの真ん中付近で出現してもあまり意味がないと思いますが、③のように高値圏、もしくはレンジ下限の安値圏で出現した場合には、十字線1個で逆張りのサインとしてエントリーするのも良いと思います。

また、こういった下落トレンド中の場合であれば、

十字線3

④のように中途半端な位置で現れても意味がないと思いますが、⑤は戻り売りの位置としては絶好のポイントになっていると思うんですよね。

また、⑥は出現後、再度下落方向へ動いてはいますが、前回安値付近で出現しており、「この辺が相場の転換点になるかも」という予想は立てても良いと思います。

十字線の種類

一口に十字線と言っても、先に図で表したように、上下に同じくらい綺麗にヒゲが伸びるような形状ばかりではありません。

足長同時線

十字線 足長同時線

上ヒゲ、下ヒゲともに長く上下に伸びている十字線のことを指します。

相場の転換点になりやすい形状ですが、抜けた方向に大きく動きやすいとも言われます。

一本線(四値同時線)

十字線 一本線

始値=高値=安値=終値となっており、様子見や、転換点とも言われています。

しかし、現実的には、マイナー通貨や、流動性の低い時間帯、1分足などでよく出現します。

トンボ

十字線 トンボ

下ヒゲが長く、上ヒゲは無し、または短い形状を指します。

一旦下落するも、拮抗している状態で、転換点や持合いへ移行しやすくなります。

トウバ

十字線 トウバ

上ヒゲが長く、下ヒゲは無し、または短い状態を指します。

一旦上昇するも、拮抗している状態で、転換点や持合いへ移行しやすくなります。

その他

ただし、僕も色んな本やネットを見てみましたが、トンボに関しては、解説する方にとって見解が異なるようで、このような解説方法もあるようです。

十字線 トンカチとトンボ

また、僕のようにローマ字のTのような形状をトンボと呼ぶ方は、このような形状をカラカサトンカチと呼ぶ方が多いようです。

十字線 カラカサとトンカチ

しかし、僕はこの4つに関してはスパイクと呼んでいます(笑)

このように名前の呼び方は人それぞれなので、どれが正しくて間違っているとかはあまり気にしなくて良いと思います。

どういった場面でこのような相場の転換サインを見極めて判断することができるかどうか?
ここが最も重要になるので、今後はこういった形状にも注目してみて頂ければと思います。

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