取扱い注意!?RSI

取扱い注意!?RSI

今回はオシレーター系テクニカルの中では、非常にシンプルな表示で人気のRSIについて解説していこうと思います。

RSIの考案者は米国のJ.W.ワイルダー氏です。

ワイルダー氏はRSIの他にも、ピボットパラボリック・DMIなどの考案者でもありますので、我々トレーダーにとっては大変ありがたい存在のお方ですね(^^)

RSIの使い方

RSIの使い方で有名なのが、買われ過ぎ・売られ過ぎを表す指標としての逆張り手法です。RSIの期間の設定としては14が一般的で、短期だと9に設定する方も多いと思います。

また、RSIは0~100%の間を行き来する指標ですが、70~80以上で買われ過ぎ30~20以下で売られ過ぎと判断されます。

逆張り手法ということで、やはりレンジ相場や、短いトレンドの終わりを捉えるという意味では効力を発揮しますね。

RSI 1

ただし、トレンド相場にはめっぽう弱いので、上下に張り付いてしまうなんてことも、しょっちゅうあるので注意が必要です。

RSI 2

ダイバージェンスを決済判断に利用する

買われ過ぎや売られ過ぎを表すということで、単純にRSIが大きく振れたら決済に利用する方法がありますが、ダイバージェンス(逆行現象)を決済に利用する方法もあります。

RSI 3

この局面では2か所発生しており、いずれも価格は上昇しているのにRSIは下降しています。これがダイバージェンスであり、相場のトレンドの勢いが弱まったと判断される現象です。

これをエントリーの判断として利用する方も多いようですが、わりとトレンド中の一服のような感じで頻繁に現れることもあるので、エントリーよりは決済に利用したほうが良い、と個人的には考えています。

各チャートシステムのRSIに注意!

テクニカル指標というのは、ローソク足を元に計算され表示されているものであり、そもそも、各チャートシステムごとにローソク足の価格に微妙なズレがあるため、テクニカル指標にも、どうしてもズレというのが生じてしまいます。

そしてRSIに関してはそれだけではなく、計算方法が数パターンあると言われており、各FX業者やチャートが、どの計算方法を採用しているのかはなかなか分からないですね。

つまり、A社のチャートでは70にタッチしているのに、B社のチャートでは65で切り返している、なんてことも起こりえるわけです。

そこで、気を付けてもらいたいのが、RSIを用いた手法を参考にする場合には、同じチャートを使うということです。

同じチャートであれば、ズレという心配はなくなりますからね。

そして、現在RSIを使った手法で取り組んでいる方がチャートを変更する場合は、過去に遡って変更前と変更後のチャートを見比べて下さい。

完全一致は難しいかもしれませんので、一致率の高いチャートシステムを探したり、もしくは手法そのものを見直したりする必要が出てくるかもしれません。

このようにRSIは非常にシンプルで人気の高いテクニカル指標ですが、使う際にはその辺の点も考慮して頂きたいと思います。

サブコンテンツ

このページの先頭へ